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店長日記
奇跡の種
2013年10月19日
黒米の種を昔々の千場と言う道具ですごいています。1日で20キロすごきましたが、何百年前はこのような仕事が日課茶番である。食べ物にありつけるだけでもありがたい時代の意味が良くわかります。3年程前まで作っていた黒米の品種を2年前に変えたらあまりよくなかったので、元の品種に変えたいが種が無い幻の種になってしまったかとあきらめていたら、昨年納屋下のおんぼろバケツに稲のような物が勝手に育っているのではないか、数日ほど観察していたら、数年前の黒米と判り急いで自宅前の田圃に移植しました。秋には1000粒程の種籾が収穫、今年は1000本苗が出来写真のように手作業で種籾収穫です。 合計20キロの出来。これを来年全て使用すると20ア-ルの水田に利用できます。1粒の種が3年後には大変な量になります。 なぜバケツの中に黒米が?よく考えていたら6年程前稲刈り後の水田を、母(家ではばーあちゃん)がもったいないと言って、水田に落ちている穂を集めて納屋先に干していたような記憶あります。その一粒がバケツに落ち数年後に発芽したようです。まさに奇跡と言うか、なんと言う生命力、ありがたいことです。来年は大事に育てお客様にその生命力をお届けします。長い日記の一言でした。

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