2014年04月29日
今年初摘みを茶製造中です。深夜までかかります。これが二年間のお客様の買い物下さったお客様にプレゼントされます。
新茶のあいさつをコーピしました。
初夏の挨拶
お客様いかがお過ごしでしょうか、今年も新緑の季節となり、新茶の収穫が始まりました。
今年は霜の害もなく順調に生育が進み、良好な茶摘み摘採の始まりです。新茶の言葉は六月いっぱい位まで業界は使用します。新茶は香りが大事で、この香りは新茶の収穫時期にしか楽しむことが出来ません。日本茶は時代の流れで、年々消費が減り続け、今や茶産地は廃業に追い込まれる茶農家が増え始めました。しもやま農産は今や壊滅状態の中間山地の地形を逆に上手く利用しながら、茶業・お米生産・卵生産の循環型農業に取り組み、直接お客様に宅配利用で、お客様に無農薬商品をお届けしています。周りの農家の廃業のお陰で、農薬の飛来減少や水田の水がきれいになり水中虫が増えたくさんのカエルが山から下りてきます。私の家には年々、ツバメが今の時期には里帰りツバメが増え始めました。鶏に与える青物の餌も安全が高まっています。これらの現象は結構なことですが、もししもやま農産が廃業に追い込められたら、道路と住まいの家だけが残りあとは荒れ放題の原野だけが残り、その後は人さえもいなくなるでしょう。
未来を考えると、お客様と伴にこれを維持しながら、次の世代に、バトンタッチしなければいけません。人は年齢を重ねると過去の不自由に比べ、今の便利さに満足して、未来を考えなくなる性質があります。
しかし10年後、いや数十年後過去の負を、負担を負わせその処理に一生負わせたら、そこで必ず国は滅びます。
私は年老いた母の世話と、時たまの幼い孫の子守りに挟まれながら、深く考えるようになりました。
だいぶ前に、雑誌でキューバの国は世界中から貿易が封鎖されても、国民の心や生活は豊かだと読みました。それは早くから循環型農業が確立されて食料の自給自足技術が高いと読んだ記憶があります。しもやま農産も今の生産技術を高め次の世代にバトンタッチが出来たら、未来の方向性が示されますので、ますます精進いたします。
御挨拶したように現在、今は毎日の時間に追われ支離滅裂のご挨拶となりましたが、今後ともよろしくお願いします。
しもやま農産 太田政春